カラー外面印刷外観検査装置
チューブ容器などの外面印刷の不良を高精度で検査し、不良品の選別・排除を行います。 ラインカメラを用い、回転するワーク1周分以上の展開画像を得て、良品との比較により不具合の有無を検査する装置です。
特長
- ブロック分割方式により、領域ごとに高精細に検査できます。
- 枚葉印刷にも対応します。
- オプション:大容量HDD、欠陥画像の管理、欠陥情報のレポート出力
動画アニメーションによるシステム動作の紹介
【外面印刷検査システムの事例】 | 【 検査の概要 】 |
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■外面印刷検査の場合は、ワークをマンドレルに吸着させて、検査ステーションにおいて 1回転以上の回転をさせて全周の検査を行うのが一般的です。ラインカメラの分解能は検査要求精度によりますが、2048が一般的です。 |
システム図と検査画面例
【 検査画面の事例 】 | 【 システム図の事例 】 |
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ブロック分割方式により、領域ごとに高精細に検査できます。 (小さい文字が密集したブロックを高精度で検査) | インデックス回転機構+マンドレル回転機構+チューブ吸着機構を簡易に表したシステム図です。実際の機構では、供給側、排出側との同期も重要な要素となります。 |
処理能力の概要
検出項目
- インクの飛沫やインク汚れ
- はみ出した色の帯、スジの検出
- 油汚れ、印刷抜け、カケ
- ゴミや虫などの黒点
処理能力
- 伸縮、回転ムラを補正するアルゴリズムを強化し、安定したパターンマッチング方式です。
- ブロック分割方式により、領域ごとに高精細に検査できます。
(小さい文字が密集したブロックを高精度で検査)
- データ記録
基準画像、不良検出画像、検査数、不良数、許容値設定など。
- 検査速度: 300ケ/分 (処理内容により検査速度は変わります)
検査ソフトウエアの操作
- 品種切替が容易
良品を1ケ基準登録や、複数基準登録に対応します。
登録品種ボタンを選択するだけの簡単操作です。
- 感度設定が簡便
領域ごとに検出感度を設定できます。( ノイズ除去設定:面積、濃度 )
当社は、各種部品・製品の外観検査装置を開発し、自動化・省力化をご提案しています。 サンプル評価・レポート、搬送/排除機構、制御装置(PLC)を含めた システム提案、据付・調整、生産立会いを一貫してサポート致します。